疾病予防

「人間ドック」、「脳ドック」、「胃健診」、「婦人科健診」は、がんや生活習慣病の予防、あるいは早期発見を目的とした健診です。
当健保組合は、人間ドック・脳ドック健診などの費用について、一部を補助します。
人間ドック受診時に、脳検査(MRI検査など)や婦人科健診を希望される場合には、基本的にオプションとして受診してください。

人間ドック・脳ドックコース

対象者 受診時に満40歳以上の被保険者と被扶養配偶者
補助額 契約料金(当健康保険組合と契約していない医療機関の場合は各機関の検査料金)と希望オプション検査を含め、消費税込みの総額から3万円を上限に、人間ドック・脳ドックコースのどちらか年度1回の受診に限り健康保険組合が補助を行います。
ただし、脳ドック(脳検査「MRI・MRA」)の単独受診は、補助の対象外となりますので、ご注意ください。

婦人科健診

受診を希望する女性被保険者および被扶養の女性配偶者が対象で、当該年度1回に限り別表の検査項目について受診できます。ただし、対象年齢以外の方は受診しても健保組合の補助はありません(受診資格については受診日の満年齢を基準とします)。

対象者 満30歳以上の被保険者および被扶養の配偶者(ただし、乳房のマンモグラフィー検査(X 線)は満40歳以上の被保険者および被扶養の配偶者が対象です)
補助額 健診の内容を問わず年間9,000円を限度とします。
補助対象になる検査項目
  • 乳房の超音波検査
  • 乳房のマンモグラフィー検査
    (X 線)[この検査のみ満40歳以上を対象]
  • 子宮頸部細胞診検査
  • 子宮体部細胞診検査
  • 経膣超音波
補助対象にならないもの 検査であっても保険証を使用して婦人科健診を受けた場合の自己負担3割分は補助しません。健診費用として全額(10割)を支払った場合のみが補助対象です。

胃健診

胃健診(直接撮影)は胃のX線検査のことで、バリウムを飲む一般的な検査です。原則満40歳以上の希望する被保険者と、被扶養の配偶者を対象に当該年度1回に限り全額健保組合補助で受けられます。

対象者 原則満40歳以上の被保険者および被扶養の配偶者
補助対象になる検査項目 胃、十二指腸の病変を造影剤(バリウム)を飲んでX線に写し出す胃のX線検査(直接撮影)で、胃がんの早期発見と早期治療のための検査です。なお、胃の中にカメラを入れる「内視鏡検査」への変更費用(費用不明の場合は健保へご確認ください)は受診者の個人負担となります。この検査を受ける際は、心臓病、高血圧、前立腺肥大、緑内障等の病気の人は医師に告知する必要があります。
補助対象にならないもの 健保組合は、保険証を使用して胃健診を受けた場合は「診療」となり自己負担3割(2割)分は補助しません。健診費用として全額(10割)を支払った場合のみが補助対象です。